ももいろのーと

意思が弱く男性経験の乏しい女が「水商売」と「男遊び」を経て人並みに自己決定が出来るようになるまでのシンデレラストーリー(仮)

刀ミュ パリ公演を観ました

 

昨日7/14は革命記念日、そして今日7/15はワールドカップのフランス戦でした。そんなことも露知らず、私はしゅんやくんのお芝居がただ恋しくて、ほとんど何も決めずにイギリスからフランスへ向かい、現在3泊4日の旅行中です。

そして先程、ミュージカル刀剣乱舞 阿津賀志山異聞 パリ公演のマチネを観劇してきました。

 

特に凝ったことも何も書けないのですが、ただ観劇して思ったこと感じたことをメモしてみようと思います。色んな方が呟かれていますが、私なりにまとめました。意訳もネタバレもありますので、自己責任でよろしくお願い致します。

 

本編上演前に幕が上がり、キャスト全員と松田さんと茅野さん、フランス語通訳の方が舞台上で立たれていました。

今回の北園くんの目の件で、代表の松田さんと演出の茅野さんからご挨拶がありました。

茅野さんが、力強く、「観に来て良かったと思って頂けるように」と強調されていたのが印象的です。

北園くんは、刀ミュジャージを着た姿で眼鏡を掛けて登壇されました。涙をこらえながらゆっくり、ご挨拶をされていて、「気持ちは舞台上に」「今出来る精一杯を」と話されていました。泣きそうな様子に、客席からは激励の大拍手。緊張もありながら、とても温かい空間だったように思います。

前日の予告通り、声での出演ということで、客席後方の卓で、上演中は声でのみ演技をされていました。舞台上では、小狐丸が立っているていで殺陣も照明も、他のキャラクターとのやりとりも進んでいました。不思議な感覚ではありましたが、私的には違和感は全くありませんでした。私が最後に観たのは真剣乱舞祭でしたが、声だけといえど、北園くんはお歌も演技も一段と上手になられていたように思います。

1部、2部の上演後、スタンディングオベーションの中、客席後方に向かって拍手をする方、黄色のペンライトに切り替えている方が多かったです。私も、北園くんの大健闘に拍手をさせていただきました。

 

 

本編は、1作目の阿津賀志山異聞のお話をよりパワーアップさせたものでした。新たな視点や、キャラクター同士の関係性をより深く掘り下げるような演出やセリフが沢山増えていたように思います。また、劇中の曲も前作より臨場感のあるサウンドになっていてとても印象的でした。

 

  • 加州清光が、まとまらない三条の刀たちと絡むシーンは心做しか長くなったように思います。それぞれのキャラクターの個性や性格がしっかりと出るやりとりやセリフが変わって、増えて、より出陣前とは思えないほどの本丸の和やかな雰囲気を感じました。
  • 今剣の「きらきら」では曲に合わせた可愛らしい手遊びの演出や、オシャレなダンスが増えていて、観ていてとても幸せでした。しゅんやくんのお芝居の柔軟さと幅の広さがとても好きです。
  • 前作にある「真剣必殺」。今回は「真剣必殺までのプロセスを丁寧に描く」ことに重きを置かれていたように思います。乗っ取られてしまった義経に今剣と岩融がこれでもかと挑む中で徐々に傷が重くなっていき、服がはだけていったのが、真剣必殺またはそれに近い戦闘態勢に至るまでをとても丁寧に描いていたように思います。
  • ラストの「キミの詩」は、歌い始めが加州清光、サビ前は今剣に交代されていました。歌い出しで、違う!と気づいたのですが、今回のパリ公演の演出を通して考えると何だかとてもしっくりきました。改めて、「あの温もりが忘れられない」に近いのは今剣だなと思います。

 

刀剣乱舞、またミュージカル刀剣乱舞の知識はあまりないのですが、個人的に好きだった、気になった部分をざっくりと挙げました。思い出したら追記するかも知れません。

 

 

北園くんの一刻も早い復帰を願って、また本公演が日本で無事故、大成功となりますように。